リフォームをしようと考えたとき、まずはリフォーム業者を調べることから始める方がほとんどではないでしょうか?
インターネットで『リフォーム業者』と検索すれば、星の数ほどのリフォーム業者・リフォーム会社が検索結果として表示されます。
ニュース等で取り上げられるような悪徳リフォーム業者によって詐欺まがいの粗悪なリフォーム工事が行われることはないまでも、希望通りのリフォーム工事が行われなかったというトラブルが生じることがあります。
こうしたリフォームのトラブルを未然に防ぐためには、依頼者一人一人がリフォームに関する知識や情報を集めるとともに、希望通りのリフォームをしてくれるリフォーム業者を選定することが必要となってきます。
ここでは、リフォーム業者を選定する時の見極めポイントをメリットとデメリットと併せてお知らせします。
まず、リフォーム業者(リフォームをしてくれる会社)は、大きく4つに分類できます。
規模の大きい順に
①ハウスメーカー
②リフォーム会社
③工務店
④専門業者
です。
①ハウスメーカー
複数の都道府県や日本全国で展開する住宅建設会社のことで、グループ内にリフォーム部門を持っていることが多いです。TVCM等で有名なメーカーであれば、名の知れない業者と比較して安心ということもあるでしょうし、現在のお住まいを建てたハウスメーカーであれば、建物の構造や工法を熟知しているので安心というメリットがあります。
また、新築時から継続して付き合いがあり、定期点検や補修がなされている場合には、それらを含めて最適なリフォームのアドバイスを受けられるというメリットも考えられます。
では、デメリットは無いのでしょうか?
人事異動や退職などで担当者が変わりやすいこと、新築・建て替え部門で売れない営業マンがリフォーム部門に異動させられるといったこともあるようなので、竣工後の対応が不安であるというデメリットがあります。
また、現在のお住まいを建てたハウスメーカーのメンテナンス部門にリフォームを依頼する場合には、競合先がないために見積金額が高くなる傾向があります。
②リフォーム会社
リフォームを専門とする業者ですので、間取りの変更やマンションのリフォームの経験があり、アイデアも豊富であるというメリットがあります。
また、規模が小さい場合には、社長自身が職人として工事を担当することがありますが、こうした場合では依頼者の要望を直接職人さんに伝えられることになりますので、より依頼者の希望に沿うリフォーム工事が期待できるというメリットがあります。
デメリットは、業者には得意分野、不得意分野がある点です。リフォームを専門としていますので、基本的にはどのような工事であっても請け負います。
しかしながら、リフォーム会社は、元々専門業者(詳細は以下で説明します)であったケースが多く、どのような種類の工事をどの程度の件数請け負ってきたかによっておのずとその業者の得手不得手ができてしまい、結果としてリフォーム工事の仕上がりに差が生じることになります。
そのリフォーム会社が何屋さん(専門業者)から始まったかどうかは看板等に記載されている請負工事の項目順序を確認してください。
例えば、請け負える工事の一覧の最初に「キッチン・トイレ・水廻り・その他の工事もお任せ下さい。」と記載されていれば設備屋さん始まり、「内装全般・クロス張り替え・CF張り替え・大工工事・・・」と記載されていれば壁紙屋さん始まり、という傾向にあります。
自社で行える工事は自社で施工した方が利益率が良くなりますから必然的にそのような業務内容紹介になります。
自社施工が難しい工事は外注へ出すので利益率下がりますよね。
■リフォーム業を行うのに資格が要らない
上記で示したように、リフォーム業者さんの専門職はまちまちです。
塗装業から参入したり、電気業から参入したりありますが、問題なのはリフォーム業を営むのに工事金額が500万円未満の工事は無資格で始められることです。
誰でも明日から始められる職種なんです。間口が広い分参入企業も多く、その施工レベルも均一ではありません。
お客さん側からするとリフォーム業者を選ぶ作業は大変な神経と労力を要す作業になります。
さてさて、どうやって選ぶのがベストなのでしょうか?
次回は業者選びの参考になるようなポイントを書いていきます。
リフォーム業者の選び方 つづく>>>
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