A.どの部分までリフォームするかに応じて変わります。
(※以下に示す金額はごく平均的なものですので、参考程度にお考えください)
ポイントは、以下の5点です。
1)便器の商品グレード
2)トイレ室内の床の段差を平らにする
3)床の張り替えリフォーム
4)壁や天井のクロスの張り替え
5)廊下とトイレ室内の段差解消(バリアフリー)をする
1)便器の商品グレードは、3万円~30万円程度。
一番シンプルなグレードでは「便座」と「タンク」のみとなりますが、ちょっと良いグレードになると便座が暖かくなりおしりを洗ってくれる暖房洗浄便座(TOTO製品では「ウォシュレット」、INAX製品では「シャワートイレ」などと呼びます)や自動で便座の蓋が開閉するもの、ハイグレードになると、機械で洗浄水を制御することでタンクが不要なタンクレスタイプなど…便器も様々な種類がありますので、一通り業者から説明を受け、必要に応じたものを選定することが必要です。
2)3)段差をなくす工事は、3万円程度。床の張り替えリフォームは、1.8万円程度。
和式トイレはトイレ室内に段差がある場合が多いので、洋式トイレに変更するには段差を無くすという工事が必須になります。また、段差がなくても床が傷んでいる場合もありますので、工事業者に相談すると良いと思います。
4)和式トイレの場合はトイレ室内が狭いケースが多く、洋式トイレに変更する場合にはトイレ室内のスペースの拡張が必要になることがあります。
・トイレの最低寸法は幅が800㎜以上(肩幅+10cm)
・奥行きは洋便器の先から背面壁まで400㎜以上(成人男性が立てる寸法)が必要です。
また、トイレ室内のスペースが十分で拡張工事が不要な場合でも、せっかく便器を取り替えるのですから、予算に余裕がある場合は壁紙や天井を綺麗にして、トイレ空間全体をリフォームするのもお勧めです。壁紙や天井を綺麗にする工事は、1.8万円程度かかります。
5)バリアフリー工事の場合には、2万円程度かかります。
なお、「居住者」がバリアフリー工事をした場合であって、各種条件に合致する場合には、特定税額控除が適用されることもありますので、参考まで。詳しくは、国税庁ホームページをご参照ください。(※「国税庁ホームページ」という文字にカーソルを当てると、該当ページにジャンプできます)
なお、こうした工事には1~3日程度の工事が必要です。
各工事の価格を入れてみましたが、もちろん別々で工事するよりも
まとめて工事を依頼した方がお得になります。
おまけ:
段差のある和式トイレの場合には、和式便座の上にプラスチック製の洋式便座を乗せるだけの簡易式洋式トイレ(数千円)なんてのもあります。急きょ来客があり洋式便座を用意したい、費用を抑えて試しに洋式トイレを使用してみたいといった場合に検討してみてはいかがでしょうか。
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